2022年 屋久島リトリート
第五回『森川海とのめぐりとつながりをうみだす5Days』
堀田義樹 × Moss Ocean House
2022年7月12日(火)〜 16日(土)
豊かな自然あふれる世界遺産の島で、いのちのめぐり、つながりに触れる旅を。屋久島Moss Ocean Houseとの共同リトリート『森川海のめぐりとつながりをうみだす』は、五回目のお誘いとなりました。
さっそく朗報です。今回は、参加者からのリクエストに応える形で一日プラスの四泊五日、5Daysとして開催が決定。これまで以上に深く、ゆっくり、屋久島と呼吸する時間を味わってほしいと思います。
【 次回開催決定 】
第六回 2022年 9月6日(火)〜10日(土)
第七回 2022年 9月14日(水)〜18日(日)
お申し込み開始まで今しばらくお待ち下さい。
一人旅で訪れた僕(堀田義樹)が、すっかり心を掴まれ早や八年。
特に初上陸から四ヶ月の間に三往復したエピソードは、驚かれることも、笑われることもあります(笑わせてる場合もあるけど)。ですが、ここで一緒に過ごした人なら「義樹さんの言っていた意味が分かった」と、決まって納得してくれるのです。
僕が幸運だったのは、始めから島の暮らしの仲間に入れてもらったという、今にして思えば奇跡の偶然でした。
親しくなった人たちが連れて行ってくれるのは、ガイドブックには載っていない、けれどあまりにも美しく、厳かで、輝いている森、川、海ばかり。もちろん有名な景勝地も数えきれず、そういった場所で圧倒されることもしばしばです。ただ僕は、島全体に流れるひとつの大きな風のようなものを、友人たちの日常や、何気ない場所に見せてもらう機会をちょっと多めに与えられたような気がしています。
「自分が受け取った美しさを、自分のところで留めず、感謝と共につなげること」
屋久島の仲間たち、屋久島に行きたい人たち、そして屋久島と喜び合えるようにと願いをもって、これまで10回以上のリトリートを紡いできました。その中で一緒に過ごしてきた Mossのオーナー今ちゃん(今村祐樹氏)。三年前、彼と話していた時に聞かせてくれた言葉が、僕の心にひと粒、あたらしい想像のタネを落としてくれたのです。
それは後に、彼らのスローガンとして表現されています。(ホームページより)
ガイド業に従事しながらも、観光によって大好きな森が傷ついていくことに胸を痛めた彼らは、10年ほど前に暮らしを分かち合うゲストハウス運営へとシフト。ほどなくして大人気の宿となった後も想いは歩みを止めることなく、昨年からはこれまで培った宿泊スタイルを手放し、島全体の循環を見つめ、源流、流域、森、畑、集落を整え、未来へつなぐという活動に情熱を注いでいます。
僕は今ちゃんとの出会いによって、屋久島の特別な環境が、自然界からの恩恵だけではなく、人々の純粋な想いと行動によって守られてきた歴史を教わりました。戦後復興期の本土は建築ラッシュ。杉は主要産業のなかった島の経済を潤す商品となり、そのまま進めば、伐採は取り返しのつかない範囲に及んでいたといいます。それを命がけで止めた、いわば「自然のことばを聴いた」人たちのことを、何も知らなかった自分にまず愕然としました。同時に、その物語を理解しようとすることは、変化の時代を生きる我々にとって、なにか大切なものを思い出させてくれる経穴なのではないかと直感的に感じたのです。
「この森を自分の、自分たちの森にしてほしい」とMossのみんなは呼びかけています。それってどういう意味なんだろう? という問いに、土から、水から、木々から、島のあらゆるいのちから、声が返ってくるかもしれません。森川海のめぐりつながりをうみだす仲間に、ぜひあなたも加わって下さい。ここからまたひとつ、一緒に始めていきましょう!
ナビゲーター:堀田義樹
Moss Ocean Houseが配信しているStand FMで、堀田義樹とMossメンバーの対談が公開されています。出会いから、現在の取り組み、リトリートについても話をしていますので、ぜひご視聴下さい。ちなみに番組テーマソングも作曲しています。
https://bit.ly/3F5LuOI
第五回『森川海とのめぐりとつながりをうみだす 5Days』
堀田義樹 x Moss Ocean House 屋久島リトリート
日時:
2022年 7月12日(火)〜 7月16日(土)
募集人数:
6名
『森川海のめぐりとつながりをうみだす』では、ひとりひとりのつながりを大切にしたく、少人数制で行なっています。家族、グループでの参加希望もお気軽にご相談下さい。
スケジュール:
現地集合
屋久島空港 初日12:30
現地解散
屋久島空港 最終日12:30
<Day1>
自然と出会う/屋久島チェックインツアー
<Day2>
自然とつながる/森川里海のめぐりとつながりツアーその①
<Day3>
自然とかかわる/森川里海のめぐりとつながりツアーその②
<Day4>
自然とあそぶ/屋久島一周ツアー
<Day5>
心に自然を宿し、はじまる/チェックアウト
* 天候などにより行程が変更される場合があります。予めご了承下さい。
参加費:
スライディングスケール
¥100,000 〜 ¥上限なし
『森川海とのめぐりとつながりをうみだす』では、未来に向けてのペイ・フォワード(恩送り)チャレンジとして「スライディングスケール」を採用しています。
スライディングスケールとは、ご参加いただく方のお気持ちで料金を決めていただくしくみです。 第四回までは上限額を設定していましたが、参加者の方から「想いに上限は不要では?」という言葉をいただいたこともあり、今回はミニマムのみ提案という形にしました。
いま私たちが受け取っている自然の恵みは、すべて過去の営みからの贈りものといえます。それを守り、育んできた人々の想い、希望が形となり、大切に受け継がれてきた壮大なギフトです。
今回過ごしていただく時間もまた、誰かが未来のために、あなたのために届けてくれた贈りもの。そしてあなたから、次の人への贈りものとして、感じたこと、お気持ちを納めて下さい。対価、交換としてではなく、未来へつなぐ想いを分かち合い、「お金」というエネルギーにおいても、美しい循環を生み出していけたらと考えています。
毎回、ペイフォワードの合計額から5%を、この取り組みに子どもたちを招待するプログラムのため積み立てています(来年には実現の報告ができそう!)。他にも、これまで人手が足りず廃棄されていた島のタンカンを活かす加工品開発など、『森川海のめぐりとつながりをうみだす』からはじまったアクションが、若々しい川の流れのように進行中です。みなさんとの時間が織り込まれていく物語を、この先も一緒に育てていきたいと思います。
ペイフォワードはリトリート終了日から10日間の間にお納め下さい。過ごした日々をぜひゆっくりと味わい、未来へ贈りつないでいただければ幸いです。
銀行振り込みの他、PayPal(クレジットカード決済)が利用可能です。口座情報など、詳しくはお申し込みメールの返信に記載しています。
参加費に含まれるもの:
・宿泊費
・島内の移動費・車両・ガソリン代
・食事代(初日夕食から最終日朝食まで)
・ガイド代、ワーク代
参加費に含まれないもの:
・屋久島までの交通費
・行程外の飲食、各自のお土産
お申し込みメールアドレス:
stuff@morning-lights.net
携帯会社のメールアドレス(docomo, softbank, ezwebなど)につきまして、こちらからのメールを拒否される例が多発していますので、ご利用はお控え下さい。 Gmail、Yahooメールは問題なく受信できます。
表題
「2022年7月 屋久島リトリート申し込み」
本文
・氏名
・性別
・住所
・電話番号
・Facebookアカウントの有無
・主催者へのメッセージ、参加を決めた理由など
・その他、質問等があればご自由にお書き下さい
宿泊は2〜4名程度の相部屋になります。一人部屋をご希望の方は近隣の宿をご案内いたしますので、メールにお書き添え下さい。
返信には土日を除き一、二日いただいております。ご了承下さい。
持ち物:
・帽子
日除け・雨除け。
・水着
川、滝つぼ、海などに入ることができます。
水遊び用のゴーグル、浮き輪なども各自の判断で。
・雨具
ウインドブレーカーなど、上下セパレートがおすすめ。
・トレッキングシューズ、または履き慣れた運動靴
登山はしませんが森を歩く時に。雨天の可能性があるので防水がおすすめ。
・リュック、雨除けカバー
外出時に水筒、雨具、タオルなどが入れられるサイズ。
・動きやすいズボン
特に女性はお忘れなく。アウトドア用のものがおすすめ。
・折り畳み傘
行き帰り含め、あると便利です。
・健康保険証
Mossにはタオル、バスタオル、ボディソープ、シャンプー、ドライヤーがあります。洗濯・乾燥機もご利用いただけます。
その他、常備薬やアメニティ類など、必要なものは各自ご用意下さい。
キャンセルポリシー:
お申し込み後、ご自身都合のキャンセルにつきましては、以下のとおり申し受けますのでご了承下さい。
開始日から七日前まで 無料
開始日から二日前まで ¥100,000の50%
開始日前日以降 100%
発熱、体調不良などの場合は、決して無理をせず、お早めにご連絡をお願いします。状況によりキャンセル料はいただきませんので、心配事があればご相談下さい。
緊急事態宣言発令などによりリトリートが中止になった場合も、屋久島までの交通費はご自身負担となります。コロナの影響により運賃キャンセル料が掛からないケースもありますので、各航空会社などにご確認下さい。
会場:
Moss Ocean House
鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生311−91
☎︎ 0997-47-3650
https://www.moss6.com/
プロフィール:
堀田義樹 Yoshiki Horita
北海道出身、神奈川在住。1998年、ビクターエンタテインメントよりボーカリストとしてデビュー。2004年に独立後は、iMAGINATIONS名義でのソロワークの他、声を通して本来の自分を開くワークや、インド伝統の祈りの歌キールタンを広く紹介するなど、日本全国、海外にもつながりの場を広げている。
音楽制作、コンサート、ナレーション、奉納演奏、ワークショップや講座、国内外リトリートでのナビゲーターと活動は多岐に渡るが、すべての行ないの中心にあるのは「祈り」そして「共に成長し喜び合えること」。旅、自然を愛し、食、農、環境、生き方に関連する交流、枠にとらわれないコラボレーションも積極的に行なっている。
http://www.imaginations.jp/bio
https://www.morning-lights.net/
http://yoshiki-imaginations.hatenablog.jp
今村祐樹(Moss Ocean House)
大阪府吹田市出身。2002年、屋久島の川の水が美味しすぎて大阪より屋久島へ移住。
2003年エコツアーカンパニー「モスガイドクラブ」を創業、モスガイドクラブのガイドリーダーとして屋久島の水はなぜこんなにも綺麗で美味しいのか?そのわけを探求しながら年間200日以上屋久島の森を歩き回る。2006年~2009年の屋久島観光ブーム時に大好きな森が観光によりどんどん荒れ果てていく姿を目の当たりにし、人が来れば来るほど自然が失われていく従来のスタイルではなく、人が来れば来るほど自然が豊かになる仕組みを生み出すことをライフワークとして活動を開始。現在はモスガイドクラブで運営する宿モスオーシャンハウスで、宿の立地する島の南東部の高平集落の流域の人々、建築、教育、土木、造園、企業経営者など多様性あふれるメンバーとともに「海が森を育て 森が川を生み 川が里を潤し 里の暮らしが森川海を豊かにするめぐりとつながりをうみだすプログラム」を体験できるフィールドを創造している。
「心に自然を宿そう」をコンセプトにした合同会社モスガイドクラブ/モスオーシャンハウス代表。愛する妻と男の子3兄弟の父として屋久島に暮らしている。